理容師になるには

理容師は自分に身につけた技術・サービスをお客様に提供できる、やりがいのあるお仕事です。
また自分の努力・頑張り次第で独立、開業も可能です。
理容師の技術は習得に時間はかかりますが、日々の努力が自分の成長につながり、その成長がお客様の笑顔・喜びにつながっていくのも理容師の仕事の魅力の一つです。

理容師になるには「理容師国家試験」を受験し、「国家資格」を取得しなければなりません。
理容師国家試験を受験するためには、厚生労働大臣が指定する理容師養成施設を卒業する必要があります。理容学校は昼間課程と通信課程があります。通信課程では働きながらでも理容師資格の取得を目指すことができます。

理容学校は基本的に高等学校を卒業しなくては入校できませんが、中卒者であっても、養成施設が行う入学試験に合格し、入学後に養成施設が実施する講習を受けることで入学できます。

※理容学校について詳しくは「外部：熊本高等理容学校HP」をご覧ください。

これまでは理容師が美容師資格を、美容師が理容師の資格を取得する際、両方の資格を取得するには２カ所の学校に通うことになり、費用や日数が２倍必要でした。
2018年に修業年限の短縮や学科履修の大幅免除を受けられ、両方の資格が取得しやすくするように制度が改正されました。

この制度改正により、理容師養成施設に「美容修得者課程」が、美容師養成施設に「理容修得者課程」が設置できるようになりました。

理容師と美容師、両方の資格を取得することを「ダブルライセンス」といいます。

従業員全員が理容師・美容師の両資格を持っていることを条件に「理容室・美容室の兼業」が認められるようになり、美容室ではシェービング等、店舗でお客様に提供できるサービスの幅が広がります。

※ダブルライセンスについて詳しくは「外部：熊本高等理容学校HP」をご覧ください。
※参考ページ：ダブルライセンスの詳細（熊本高等理容学校）